こんにちは!
yoshimi先生です!
人一倍繊細なお子さん(HSC)の子育てをしていると、『うちの子は外と家の中では別人なんです…』という話を良く聞きます。
うちの子(長女7歳)がまさにそれです。
今回は、長女の話を織り交ぜながらHSCが外と家では性格が違う理由などをお伝えしていけたらと思います。
当てはまるお子さんも多いのではないかと思いますので、参考にして頂けたら嬉しいです♪
HSCのワガママは家の中限定!?
長女(小2)は、家の中限定で思い通りに行かないとすぐ怒る・ものに当たる・弟たちに暴言を吐く・汚い言葉を使う…というワガママ娘で、いわゆる【癇癪】がものすごいです。
学校から帰ってきて玄関で靴を脱いだ瞬間・・・人格が変わります。
ランドセルを投げ捨て、舌打ちから始まり…
だんだんイライラがこみ上げてくるのか、次第に爆発します。
癇癪が始まるとこちらの話も聞いてくれず、ずっと叫んだり、ものを投げたりします。
私としてはこれが本当にストレスになっていた時期があり、10円ハゲができたほどです。笑
「こんなに気性が激しい子でこの先大丈夫なのかな…」と心配になり、学校の先生やママ友に家での様子を相談した事もありました。
でもいつも言われる言葉は同じで、
「え?全然そんな風に見えないよ」
「しっかりしてるし、先生のお手伝いもしてくれていつも助かっていますよ」
「お母さん、気にしすぎですよ~大丈夫ですよ」
と、まったく理解してもらえません!!!
なんで?家じゃ全然違うのに!誰もこのしんどさを分かってくれない。。
とさらにストレスを抱えていました。
同じようなお子さんはいますか?
ワガママ癇癪がお家限定だと、周りに分かってもらえないですよね。。
HSCの癇癪が、家限定の理由とは?
1. 外での努力とストレスの蓄積
HSCは外で周囲の期待に応えようと努力し、感情を抑えることが多いです。学校や公園、習い事の場などで、他人に良い印象を与えるために自分を制御しています。そのため、帰宅後にそのストレスが一気に解放され、癇癪となることがあります。
2. 家は安全な場所
家はHSCにとって最も安心できる場所です。信頼できる家族の前では、自分の感情をそのまま表現できるため、わがままや癇癪が出やすくなります。これは、子どもが家でリラックスしている証拠でもあります。
3. 感情のオーバーロード
外で感情を抑えていると、感情のオーバーロードが起きやすくなります。HSCは感覚的にも感情的にも敏感であるため、外部からの刺激が多いと感情が飽和状態になり、家でその反動が現れるのです。
HSCが癇癪を起こした時の対処法
1. 帰宅後のリラックスタイムを設ける
帰宅後、すぐに宿題や身支度をさせるのではなく、まずはリラックスできる時間を設けましょう。静かな環境で好きなことをさせることで、感情を落ち着ける時間を作ります。
2. 感情を表現する手段を教える
子どもに感情を健康的に表現する方法を教えましょう。
絵を描く、日記を書く、深呼吸をするなど、感情を放出する方法を学ぶことで、癇癪が減少します。
3. 感情を受け入れる
子どもの感情を否定せず、受け入れてあげましょう。
「怒ってもいいんだよ」と伝えることで、子どもは自分の感情を理解しやすくなります。
4. 予測可能なルーティーンを作る
日常生活のルーティーンを整えることで、子どもに安心感を与えます。
予測可能な日常は、HSCにとって大きな安心材料です。
5. ポジティブなフィードバック
良い行動や感情のコントロールができた時に、「自分で気持ちが切り替えれたね」など、ポジティブなフィードバックを与えましょう。
これにより、子どもは自分の行動が認められていると感じ、自己肯定感が高まります。
6. コミュニケーションの時間を持つ
定期的に子どもとコミュニケーションを取り、感情やストレスについて話し合う時間を作りましょう。
子どもが感じていることを理解し、それに対するサポートを提供します。
長女が癇癪を起こした時は「『ニセモノの〇〇ちゃん』が出てきたね。」と伝えています。
「ほんものの〇〇ちゃんは、笑顔が可愛くて、優しいもんね。
怒っているのはニセモノの〇〇ちゃんよね。
ほんものの〇〇ちゃんに戻る為にはどうすれば良いかな?」
と言っています。
そして長女が自分で考えて出した答えがこちらです。
気持ちを落ち着かせる為に自分で考えた方法を1つずつやっていきます。
長女は、大抵【お風呂に入る】と気持ちが落ち着いて
スッキリした様子で出てきます。
以前はひどい時だと1時間ほど泣き叫び続けていた長女ですが、
この方法を試し出してからは、10分ほどで気持ちが切り替えられるようになりました!
私にかかるストレスも桁違いに軽くなりました!!
まとめ
いかがでしたか?
HSCは、感受性が鋭いため他人の意見の影響を受けやすく人の目を気にします。外で他人に良い子でいようと努力するため、そのストレスや疲労が家で癇癪として現れることがよくあります。これは、HSCのお子さんが家を安心できる場所と感じているため、感情を解放しやすいからです。
外で頑張っていて偉い!と思う反面、家とのギャップにイライラやモヤモヤを抱えてしまうママも多いのではないかなと思います。
我が子もそうです!共感してほしい!聞いてほしい!
などあれば、お問い合わせフォームからぜひご連絡下さい♪
最後まで読んで頂いて
ありがとうございました!