その癇癪!なぜ起きる?繊細な子供ほど癇癪が強い。

こんにちは!
yoshimi先生です♪

日常生活の中で、敏感な子ども(Highly Sensitive Child, HSC)を育てているママさんは、子どもが疲れやすく、癇癪を起こしやすいという現象に直面することが多いのではないでしょうか。

我が家も、お姉ちゃん(7歳)の癇癪にしょっちゅう悩まされています。泣き叫んで暴れまわって「〇ね!」などの言葉を吐いたりします。

急にスイッチが入るのか、突然『ギャーっ!!!』っとなるので
私が「落ち着いて!」と言ってもこちらの声届かず。。

うるさいし、いつまで泣くん?と
だんだんこちらもイライラしてきて高圧的に怒って黙らせたりした事もあります。反省。。

子供の癇癪は本当に大変ですよね。
私はそのストレスで10円ハゲができました(;^_^A

HSCは感受性が強いため、外部からの刺激に対して非常に敏感に反応します。
そのため、日常的な活動や環境の変化に対しても、他の子どもよりも大きな負荷を感じやすいのです。

この記事では、HSCがなぜ疲れやすく、癇癪を起こしやすいのか、その背景と対策について詳しく探っていきたいと思います。

癇癪を起こしやすいお子さんのママと少しでも気持ちを共有でき、参考になるものがあれば嬉しいです♪

HSCはなぜ癇癪を起こしやすいのか

⋙癇癪とは?

思い通りに行かなかかったりすると怒りやイライラなどの感情が高ぶり、制御できなくなる状態を指します。
泣き叫ぶ、転げまわる、ものに当たる、自傷行為といった行動が現れます。

⋙HSCが癇癪を起こす理由

HSCは、特定の状況や刺激に対して他の子どもよりも強く反応するため、癇癪を起こしやすい傾向があります。その理由にはいくつかの要因が考えられます。

1.感覚過敏

HSCは、音、光、匂い、触覚など、周囲の感覚刺激に対して非常に敏感な事が多いです。これにより、日常的な環境や状況が過度に刺激的に感じられ、ストレスを感じやすくなります。例えば、騒がしい場所や明るい光の中では、すぐに疲労や不快感を覚えやすくなります。

2. 感情の強い共感

HSCは他人の感情を強く感じ取ることができるため、他人のストレスや悲しみ、怒りなども自分のことのように感じてしまいます。このような共感が過度になると、自分の感情もコントロールしにくくなり、結果として癇癪を起こしやすくなります。

3. 予期しない変化への弱さ

HSCはルーティーンや予測可能な状況(同じ事)を好む傾向があります。突然の変化や予期しない出来事に対して強いストレスを感じ、それが癇癪の引き金となることがあります。例えば、予定が急に変更されたり、新しい環境に置かれたりすると、不安やストレスが高まりやすいです。

4. 内面的なストレスの蓄積

HSCは、外部からの刺激に対する反応だけでなく、内面的なストレスも蓄積しやすいです。学校や家庭での期待やプレッシャー、自分自身の完璧主義的な傾向などが重なると、感情が爆発しやすくなります。

5. 身体的な疲労

身体的な疲労は、HSCにとって特に大きな問題です。長時間の活動や過度の刺激にさらされると、身体的な疲労がたまりやすく、これが感情的な耐性を低下させます。十分な休息やリラックスが取れないと、癇癪が起きやすくなります。

癇癪を起こした時に親はどう対応する

癇癪を起こしたHSCに対する親の対応は、その子の安心感や感情の安定に大きく影響します。
私も実践している効果的な方法を9つお伝えします。

1. 冷静な態度を保つ

親が冷静でいることが重要です。これは本当に重要です!
子どもの癇癪に対して感情的に反応すると、状況が悪化する可能性があります。深呼吸をするなどして落ち着きを保ち、子どもの感情に飲み込まれないようにしましょう。

2. 子どもの感情を受け入れる

「怒っているんだね」「悲しいんだね」など、子どもの感情を認識し、それを言葉にしてあげましょう。これにより、子どもは自分の感情が理解されていると感じ、落ち着くことができます。

3. 安全な環境を提供する

癇癪が起こっている間、子どもが安全に過ごせる場所を確保しましょう。危険な物がない場所や静かな部屋に移動させることで、子どもが安心して感情を表現できる環境を整えます。

4. 感情の放出を許す

泣く、叫ぶなど、子どもが感情を放出することを許容しましょう。感情を抑えつけるよりも、しっかりと出し切ることで、子どもは気持ちを整理しやすくなります。

5. 適度な距離を保つ

子どもが一人で落ち着く時間を必要とする場合もあります。その際は、適度な距離を保ちながら、近くで見守ることが大切です。「そばにいるよ」と伝えることで、子どもは安心感を得られます。

6. 後で話し合う

癇癪が収まった後に、子どもと一緒に何が起きたのかを話し合いましょう。感情を理解し、どのように対応すれば良いのかを考える機会を作ることで、次回の癇癪を防ぐ手助けになります。「どうして怒ったの?」、「次はどうすればいいと思う?」などの質問を投げかけ、子ども自身に考えさせることが大切です。

7. ポジティブな対処法を教える

子どもに対して、感情をコントロールするためのポジティブな方法を教えましょう。例えば、深呼吸やリラックスする方法、感情を表現する言葉を学ぶことが有効です。絵を描く、日記を書くなど、感情を表現する別の手段も試してみてください。

8. 日常生活のルーティーンを整える

HSCはルーティーンを好むため、日常生活のリズムを整えることが癇癪の予防に繋がります。規則正しい生活習慣、十分な睡眠時間を確保することで、子どものストレスを軽減できます。

9. プロフェッショナルのサポートを求める

必要に応じて、カウンセラーなどのサポートを受けることも検討しましょう。
アドバイスを受けることで、親自身も適切な対応方法を学び、子どものメンタルヘルスを支えることができます。

まとめ

お子さんが癇癪を起こす理由と、親が出来る対応策を書き出してみました。
「疲れたし〇〇だし△△だしあ~~もうイライラする!!!!!」というお子さんの心の声を受け止めてあげる事で、安心して気持ちを表に出す事が出来ます。

今は、気持ちをコントロールする力を身につけるための修行をしているんだ…!!

と思って温かく見守ってあげてくださいね。

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最後まで読んで頂いて
ありがとうございました!