子供が自分の繊細さを受け入れる為には、親が繊細さをポジティブに扱う事

こんにちは!
yoshimi先生です!

現代社会において、多くの親が子供の育て方に悩みを抱えていると思います。
その中でも特に繊細すぎる子供(HSC)を持つ親にとって、その育て方は大きな課題となります。

しかし、親が自分の感情をオープンにし、繊細さを肯定的に扱うことで、子供が自分の繊細さを受け入れやすくなるという効果があることをご存知でしょうか。

この記事では、親がどのようにして自分の感情を表していくのか、繊細さをポジティブに捉えることが子供にどのような影響を与えるかについて考察したいと思います。

お子さんが繊細すぎて悩んでいる・・・というママの声に寄り添えたらなと思います。
ぜひ参考になさって下さい♪

繊細さとは何か を理解して受け止めよう

繊細な気質とは、人一倍感受性が豊かな事を指します。

周りがあまり気が付かないような変化などを敏感に感じ取って嫌な気持ちになったり、疲れてしまう事があります。

ネガティブな事のように感じてしまうかもしれませんが
繊細さは、お子さんの【才能】です!!

親がまず、その事を理解してあげる事が大事になってきます。

ママは、お子さんの繊細な性格にイライラするかもしれません。
ですが、まずはそこに目を向けずに
お子さんが繊細だからこそ良かった・救われた事などに目を向けてみましょう!

うちの子(長男・HSC)は、人に対してとても繊細です。
集団の場で思った事が言えない事が多く、人見知りです。
もっと積極的になってほしい!と強く思いますが、
相手に「どうぞ」と譲ったり、「僕もそう思う」など相手の意見に合わせる優しい所があるな、素敵だなぁと思うようにしています。

親の感情のオープンさが持つ力

ママも、自分自身の感情を子供に伝えていく事が大事になってきます。
親が持っている繊細さ(感受性の豊かさ)をオープンにし、「ママってこんな事を思うんだよね。色々な意見があっていいからね。」と、自分の感情を受け入れているという姿勢を示すことで、子供は自身の感情を「この気持ちは持っていて良いんだ」と肯定的に捉えることができるようになります。

【親の背中を見せる】という事ですね!

例えば、疲れた時や不安を感じた時にそれを隠さず、「今日は少し疲れているけれど、●●くんと一緒に過ごすことで元気が出るよ」と伝えることで、子供も自分の感情を表現しやすくなります。

これにより、親子間の信頼も深まり、子供は自分の感情を安心して共有できるようになります。

「自分の中にある気持ちは、言って良いんだよ~」という姿勢を見せてあげてくださいね。

繊細さを肯定的に捉える方法

繊細な子供は、様々なことに敏感であり、優れた共感力を持っています。
この特性を認め、賞賛することで、子供は自分の繊細さを誇りに思うことができます。
例えば、「●●ちゃんが友達の気持ちに気づいて声をかけてあげたことは、とても素晴らしいことだよ」と具体的に褒めることが有効です。

⋙日常生活での実践方法

繊細さをポジティブに捉えるためには、日常生活の中で親が実践することが大切です。
以下のような方法を取り入れてみましょう。

  1. 感情の表現を奨励する:
    • 子供が自分の感情を言葉にする機会を増やします。「今日は何が楽しかった?」「嫌な気持ちになった事はあった?」など、1日の振り返りを子供とする機会を作りましょう。
      絵を描いたり、日記を書くことも効果的です。
  2. 共感の姿勢を示す:
    • 子供の話に耳を傾け、理解しようとする姿勢を見せます。
      「それは大変だったね」「嫌だったね」と共感することで、子供は自分の感情が尊重されていると感じます。
  3. ストレス管理の方法を教える:
    • 繊細な子供はストレスを感じやすいため、リラックス方法や趣味を通じてストレスを軽減する方法を教えます。
      「疲れたなーって思ったら、お茶を飲んだら少しスッキリするよ」など、子供が実践できそうな方法を伝えていきます。

長男は、お風呂に入っている時や寝る前のゴロゴロしている時間がリラックスできるようなので、そこで親子の会話の時間を取っています。最初は聞いても「ぜんぶ楽しかった」「ふつう」のような具体的ではない言い回しでした(;^_^A
そこでまずは私から「今日はこんな事があって疲れた。でもここは楽しかったな~。●●くんは?今日良い事あった?」などというように、まずは自分から話してみて、その後子供に話を聞いてみると「今日は~」と、スムーズに話してくれるようになりました。
今は保育園の帰り道などで「今日こんな事があって嫌だった。楽しかった」などたくさんの事を教えてくれるようになりましたよ♪

まとめ

いかがでしたか?

繊細な子供の育て方は、なかなか育児本通りにいかない事も多いです。

「そんな事を気にするの…?」と、親からしたら本当に些細な事でも気になって仕方がないという子供はたくさんいます。

親が自分の感情をオープンにし、繊細さを肯定的に捉えることで、子供は自分自身を受け入れ、強みに変えることができます。

日常生活の中でこれらのアプローチを実践することで、親子の絆が深まり、子供が安心して成長できる環境を整えることができるのではないでしょうか。

お子さんの繊細すぎる性格が気になるというママへ。

個別相談でお子さんの性格の傾向を見てみませんか?

お子さんによって、刺さる言葉・刺さらない言葉があると思います。
お子さんの傾向を知る事で、我が子に合った声掛けを実践できますよ♪

お気軽にお問合せください♪

最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!