敏感な子供はトイトレがスムーズ!?HSCトイトレ3ステップ!

今回の記事はトイレトレーニングについてです。

トイレトレーニング(トイトレ)は、親子にとって大切なステップですが、
ママにとってはプレッシャーや不安も伴うものですよね。

無理なく、楽しく進めるためには、ママの心の余裕が何よりも大切かと思います。

この記事では、私の上の子たち(長女・長男)の経験から、不安が強いHSCさんの為に
ストレスを最小限に抑えてトイトレを進める3ステップをお伝えしたいと思います。

頑張りすぎず、少しずつ進めていく事が成功のカギです!

一緒に、楽しくトイレトレーニングを始めましょう!

敏感な子供はおしっこが出る感覚も早くに分かる!?


感覚が敏感なHSCさんは
おしっこが出る感覚も早々に分かる子が多いです。

早い子ならタッチができるようになる頃から分かっていそうなしぐさを見せます。
おしっこが出るタイミングで動きが止まったり、おむつをじっと見たりします。

歩き出すようになる1歳頃からは、おしっこが出そうになると手でおさえたり、出すタイミングをコントロールしているような行動を取る子も見られます。

うちの子(次男、HSC)は現在1歳6ヶ月ですが、1歳2ヶ月頃からお風呂に入る時に必ずおしっこをするようになりました笑
お風呂=おしっこ
と、身体をコントロールしているのか!?
と見ていてとても興味深いです♪

「じゃあHSCさんは、早くトイトレが出来るんじゃないの!?」

と思われるかもしれませんが、実はその逆です。

感覚が敏感なHSCさんですが、
不安を感じやすいのも、HSCさんです。

おむつじゃなくてトイレでおしっこをするなんて
未知の世界すぎて不安しかありません…!
人生最大の試練を受けているようなものなのです。。

この不安な状態で布パンツを履かせてもうまく行かないです。

不安を煽ってしまい、ママはそんな子供の姿に焦ってさらに悪循環になってしまいます。

そんなHSCさんのために、我が家で行ったトイトレ【3ステップ】を紹介します。

ポイントは、ステップ1と2を可能な限り丁寧にやる事です!

うちの長男と長女は、2歳半頃からトイトレを始めて、
ステップ1と2を子供がやりたがった時だけやっていました。

そして3歳になってからステップ3に取り組んだ所
長男は1ヶ月かからずにおむつを卒業する事ができました。
長女は1週間位で昼間のおむつが取れました。

トイトレをいつ始めようかなと思われているHSCママさんもいらっしゃるかと思いますので、これからの参考になればと思います。

HSCトイトレの3ステップ

【ステップ1】
トイレに対する不安、恐怖心を和らげる

☆時期:2歳~2歳半頃

・何でも真似をしたがる時期
・大人がする事を自分でやってみたい時期

※この時期はずっとおむつでOK


①子供がトイレについてきたら
ママがトイレをしている所を見せる
我が家ではトイレのドアは開けっ放しです(笑)


②子供がトイレ用品に興味を持ったら
気がすむまで触らせてあげる
例えば・・・お水を流すレバーやトイレットペーパー、便座のふたなど

【ステップ2】
トイレに興味を持つ・トイレへの好奇心を育てる

☆2歳半~3歳頃

・おしっこ、ちっちなどが言える時期

①本人が座りたそうにしていたら
便座に座らせてみる
嫌がればやめる。1秒でも2秒でもOK!おしっこなんてでなくてOK!
座れたね!かっこいい!などと少しでも出来た事を褒める


②ペーパーをちぎって、ふいて、便器にポイ♪の流れを伝える
男の子もペーパーに興味があれば使ってよし!
流す時にペーパーがお水と一緒に「ばいば~い」となる所が好奇心をかき立たせる!

ステップ1とステップ2を、本人がやりたい時にだけやらせてあげます。
※無理強いをしない。
※ママの余裕がある時にやるでOK!焦らなくても大丈夫です♪

【ステップ3】
快と不快を経験で覚える

時期:3歳~3歳半頃

・おしっこが我慢できるようになる時期

①日中布パンツで過ごす
布パンツでおしっこが漏れる失敗を経験する。
「びちゃびちゃになったね。トイレでおしっこしたら、びちゃびちゃにならないよ。次はおしっこしたくなったらトイレでしようね。行きたくなったら『おしっこ』って教えてね」
と声かけ。これを何回も繰り返す。
※決して怒らないで。余裕がある時に少しずつ始めていきましょう。

トイレじゃない所でおしっこをする=不快
トイレでおしっこをする=快
を身体で覚える。

②ルーティーンを決めておしっこに誘ってみる
起きてすぐ・ご飯の前・おでかけの前など、ご家庭の都合の良いタイミングで「おしっこでる?トイレ行ってみようか」と声掛けをしてみる。「行っておいたらもれないよ」と。
※トイレでできたらものすごく褒める。
※できなかったら「次はできるといいね」と、期待を持たせる。

ステップ1とステップ2を丁寧に取り組む事で、お子さんのトイレに対する恐怖心はほとんどなくなり、トイレへの興味が高まる事間違いなしです!

トイレでおしっこをする事への不安がなくなれば、敏感に感じ取る事が出来るHSCさんは排せつをコントロールする力は早くに備わっている子が多いので、後はルーティーンを決めてあげる事であっという間におむつを卒業できますよ!

他に不安に感じている事はないか観察してみましょう

もしお子さんが他にもトイレの何かに不安な気持ちを持っていそうだったら、そういった不安要素を1つ1つ取り除いてあげる事で、安心して興味・関心を広げる事が出来ます。


★例えば
匂いが嫌だ・・・子供が好きな匂いの芳香剤を置いたり、一緒にトイレ掃除をしたりしてご家庭のトイレの匂いに慣れてもらいましょう。うちの子は、チョコをちょこっと食べさせてトイレに行ったりしていました。チョコを食べていると、嫌な匂いがチョコの匂いになるそうです(笑)

狭くて怖い・・・子供が好きなキャラクターのポスターを貼ったり、好きなキャラクターの置物をトイレ限定で置いたりする(高い位置に置くなどしてトイレでしか会えない事をアピールする)などして、トイレの空間が子供にとって楽しいものにします。息子の場合は、トーマス大好きだったので壁に線路のシールを貼り、トイレに来た時だけ会えるトーマスを置いていました。トイレ=トーマスで遊ぶ場所となり、喜んでトイレに来ていました。

便座が高くて怖い・・・子供が便座に座る時、足が床につきませんよね。娘の場合はこれが怖くて最初便座に座らせた時に身体がカチカチに緊張していました。足置き台を置く事で、身体の力を抜いて座る事ができていたんです。座る状態を安定させる事は『安心』に繋がるなと思いました。

トイレでおしっこをやってみたい♪と興味を持てば、後は自分でどうすれば良いかを考える力を持っているHSCさん。

タイミングをコントロールする経験を積めばあっとゆう間にトイトレは終了します。

敏感なHSCさんだからこそ、「なんだか出そう」という感覚はいち早く察知するので、他の子よりも短期間でおむつを卒業出来るかもしれません♪

うちの子はなかなかトイトレがすすみませんというお悩みをよく聞きますが
もしかしたら最初のステップをクリアせずに次のステップに移っている可能性が考えられます。

お子さんがどこかに不安を感じていませんか?
よく観察してみてください♪

最後に一番大事なことは
おむつは今じゃなくても必ず取れる!
と気持ちを大きく持って、焦らない・急かさない精神でいきましょう♪

まとめ

いかがでしたか?

敏感さはマイナスに取られる事が多いですが、
おしっこが出る感覚に敏感で
早くおむつが卒業できるなら
ママにとっては助かりますよね^^

敏感な気質も悪くない♪

不安な気持ちがあるとなかなかすすまない事が多いので、1つ1つ焦らず丁寧にやってみましょう♪

最後まで読んで頂いて
ありがとうございました!