こんにちは!
yoshimi先生です^^
繊細な人、繊細さん、HSC、HSP、、
このような言葉を聞いた事がありますか?
近年、繊細な気質を持った人の事はこのような呼ばれ方で知られ始めています。
「うちの子って繊細なのかな、、、?」
と、子供の性格に疑問や悩みを抱えていませんか?
この記事では、繊細な気質を持つ子供(HSC)の特徴をいくつか紹介していきたいと思います。
お子さんに当てはまるかどうか、ぜひ参考になさって下さい♪
| 繊細な人とは?
繊細な人とは
一般的にどのような人を言うのかをまとめてみました。
つまり、【感受性が豊か】な人の事を指します。
他の人があまり気にしないような小さな出来事に対しても「?」「!」と敏感に反応してしまいます。
受け取る力(感じる力)が人一倍強いのです。
これは
素晴らしい才能なんですよ!!
| 繊細な人の特徴は?
繊細な人とは、感受性が豊かな人だとお伝えしました。
でも、「感受性が豊か」って、具体的にどういう事?と思われた方もいるかもしれません。
ここでは、感受性が豊かな人に現れる特徴をいくつか紹介していきます。
そして、それぞれの特徴ごとに親から見て良い所と困る所に分けて書いてみました。
以下に当てはまるものがあれば、お子さんは大なり小なり繊細な気質を持っていると言えるかもしれません。
よかったら参考にして下さいね。
・人一倍優しい
★困っているお友達の事を気にかけてあげられる。
相手が何を望んでいるかをすばやく察知する事ができるのがHSCさん。困っているお友達にも気づく事ができ、相手が喜ぶ一言や態度を取る事が出来ます。
★空気を読む。
自分の想いよりも他人の意見や周りの空気感を優先するので、相手にとって心地よい環境を作り出せます。
★傷つきやすい。
心がとても繊細なので、ちょっとした事でも過敏に反応してショックを受けてしまいます。自分じゃなくて誰かが怒られたりしていたら自分事のように傷ついてしまいます。
★怖がり。
他の人が気にもしないような小さな物音にビクっとしたり、暗い所では色々と感じてしまうのでしょうか。。1人では絶対トイレに行けない!子が多いです。
★自分の言いたい事が言えない。
相手の気持ちを優先してしまうので、自分の気持ちは後回しになります。意見を求められた時に、自分の言いたい事が分からなかったり、深く考え過ぎてしまって言えなくなる事があります。
・痛みに敏感
★病気やケガ、体調不良などにすぐに気付いてあげられる。
「なんとなくしんどい」「頭がちょっと痛い」「さっきこけた所がまだじんじんする」など、少しでも体調がいつもと違うと気がつきます。教えてくれたり、態度で表してくれたり(ゴロゴロしたりなど)するので、親は大事になる前に病院に連れて行くなど対処ができます。
★ちょっとのケガでも大袈裟にする。
ちょっとのすり傷でこの世の終わり位に泣き出したり、もう立てない動けない、、などで周りを困らせてしまう事があるかもしれません。
・観察力がある
★周りのちょっとした変化にすぐ気付ける。
髪を切った、模様替えをした、新しい服を着た、など、いつもと違う変化にすぐ気付けます。
そして「かわい~♡」など、褒めてくれるのもHSCさんのステキな所です!
★動物、植物、人の気持ちが分かる。
お友達や親の気持ちを汲み取る事が得意なのはもちろん、言葉を話せない動物や植物の気持ちも察する事ができます。赤ちゃんをあやすのも得意です。
★疲れやすい。
周りの気持ちに常にアンテナを張っている為、良い事も悪い事も感じ取ってしまいます。
その為、人一倍疲れやすいです。心と体のメンテナンスが大事になってきます。
★気が散りやすい。
色んな事をあれこれ深く考えてしまうので、頭の中は考え事でいっぱい状態の時もあります。
ごちゃごちゃしてくると気が散って集中力が下がってきます。
・よく考える、慎重、マイペース
★より安全な道を選ぶので失敗が少ない。
「失敗したくない」という気持ちが強く、色々なリスクを考えて大丈夫と思えてから行動に移ります。
石橋を叩いて渡るタイプです。
★無理をしない、穏やか、マイペース。
競走したり、争いごとが苦手なので、いつも穏やかな空気が流れている子が多いです。
★考えがネガティブ。
色々と深く考えてしまうので「もし〇〇だったらどうしよう」「きっと〇〇になるだろう」と悪い方向に考えてしまいがちです。
思っている事と現実は違うよと伝えていく事が大事です。
★受け身 進んで行動しない。
自分から進んで行動する事はあまりありません。
誰かがしていて楽しそうだから、大丈夫そうだから、と誰かが作ってくれたレールの上を進む事が多いです。
いかがでしたか?
当てはまるものがあれば、お子さんは繊細な気質を持っているのかもしれません。
より詳しく特徴を調べたい!という方はこちらの記事も参考になさってください♪
➡HSCの特徴リスト100
➡HSCには内向型と外向型がある!
お子さんの性格の特徴を知り、その子に合った関わり方を知る事で子育てがもっと楽しくなります^^
| 繊細な子供は第一子に多い?
私が今まで関わってきた繊細な子供はたくさんいますが、その子供の半数以上は第一子という特徴がありました。
これはなぜでしょう?
考えられる理由の一つとして、第一子は親の期待と不安が大きすぎるところから来るのかなと思っています。
第一子が産まれた時の大きな感動と喜びは、本当にかけがえのないものですよね。
私も、娘が産まれた時は家族や周りの友達からも沢山祝福されて、とても幸せでした。
同時に、ママが頑張る、ママがこの子を幸せにする!みたいなプレッシャーを無意識に自分自身にかけていました。
慣れない授乳、泣き止まない、寝ない、吐いたり、突然の熱・・・
保育士なので子供の扱いは慣れている!と思っていたけど我が子は全然違いました。
家事もしながら子供の体調管理、ご飯作り、遊び、など
全部頑張らなきゃ!!といっぱいいっぱいになっていて、思い通りに行かない事に「なんで?」「どうしよう?」ばかりになりイライラする事も多かったです。
このような経験はありますか?
第一子は、そんな親の頑張り、不安と迷いがいっぱいの環境で育つ事が多いのかなと思います。
子供の性格は、遺伝が30%・環境が70%と言われています。
親が不安・心配を抱えながら子供に関わる事で、子供も不安な気持ちを持ちやすい・心配性になる…など、
親の価値観に影響を受けてしまう可能性はあると思います。
「じゃあ、この子が繊細なのは親の育て方がいけなかったんだ・・・」
と思われたかもしれません。
正直な所、親の関わりが子供に与える影響はとても大きいと思います。
HSCは特に感受性が豊かなので、親が持つ不安・繊細な一面を敏感に感じ取ってしまう所があります。
しかし、環境の要素が大きいからこそ
今後の関わり方次第で子供の性格は大きく変わる可能性があります!
環境がお子さんに合えばその繊細さが長所になって集団の中で活躍できるようになり、とても頼もしい第一子くん(ちゃん)に成長してくれることと思います。
お子さんの気質を理解し、ママ自身の気質も理解して、お互いにとってイキイキ過ごせる環境を作っていく事が大事かなと思います。
| まとめ
繊細な子供の特徴を良い面・困る面に分けて書いてみました。
そして、繊細な子供は第一子に多い説にも触れてみました。
お子さんに当てはまるものがありましたか?
繊細さは、一見ネガティブな印象を受けがちですが、繊細ならではの良さが沢山あります!
お子さんの良さをたくさん見つけてあげて、子育てをもっと楽しく人生を豊かなものにしていきましょう!
最後まで読んで頂いて
ありがとうございました!^^